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大阪造幣局の「桜の通り抜け」に行ってきた

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ひらたけ

大阪で桜の名所といえばで名前が上がることが多い 造幣局本局の桜の通り抜けに行ってきました🌸 桜の通り抜けは感染症対策や混雑防止のため先着順の事前申込制となっているのですが、どうにか今年は無事に申し込みができました。めでたい。

訪れたのは大阪市北区にある造幣局。すぐそばには旧淀川のひとつ大川が流れています。

以前から気になってはいたのですが、大阪に引っ越してきてから最初の花見シーズンには某感染症の影響で中止に。2022 年から再開されましたが先着順の事前申込が必要となり、なかなかタイミングなどが合わず行けていませんでした。

造幣局の写真

ようやく行くことが出来た念願の桜の通り抜けですが、この日はあいにくの曇り空。1 週間前の天気予報では終日雨、当日の予報でも昼過ぎから雨ということで、どうにか訪れるタイミングに降らないでいてくれました。

電車に乗って造幣局のあたりまでやってくると、大勢の人が。造幣局の桜の通り抜けへは事前に申し込みをした人しか入ることは出来ませんが、その隣の 川沿いに整備された遊歩道は誰でも歩くことができる ようになっていました。

少し早めに着いてしまったので遊歩道を歩いてみましたが、こちらにも多くの桜が植えられていてなかなかにきれいでした。植えられてるのはたぶん全部ソメイヨシノ。ちょうど満開くらいでした。

さて、「ちょっと時間には早いけど…」と思いながら入り口へと向かうと、時間前でも入れますよと案内がされているのが聞こえてきて、さっそく入場。申込時にメールで送られてきた QR コードを受付の方に見せて、その後で手荷物検査を受けます。なかなかに厳重な警戒態勢。

造幣局の桜の通り抜けの写真

検査を受けて中へと入ると、聞いていたとおり多くの桜の木が通路の両端に植えられていました。川沿いの遊歩道の桜とは違って 様々な種類の桜が植えられているよう で、しっかり花が咲いているものもあれば、まだつぼみかな?という状態のものもありました。

どちらかというとまだ満開でないものが多いなという感じでしたが、それぞれの木の隣には異なる品種の桜があり、開花時期の違いが分かってそれはそれで楽しめました。同じ桜でも、結構違うんですね。

造幣局の桜の通り抜けの写真

濃いピンク色の花を咲かせているものや白に近いような淡い桃色の花を咲かせているもの、花びらの数が多いものや少ないものなど、見た目は様々。どれもきれいだけれど、これだけ色んな種類の桜が同じ場所にあるからこそ違いを観察することができるわけで、なかなかに貴重な体験です。

植えられている桜のそばには品種名や説明が書かれた案内板が設置されているものがあり、「新品種」と書かれているものもありました。「松前薄重染井」、なんだか名前がつよそう。あと、ソメイヨシノって漢字だと「染井吉野」なんだね。

造幣局の桜の通り抜けの写真

入場時間は決まっている(早めに入れたけど)けれど出場時間は特に決まっていないので、人数制限しているとはいえ中はかなりの大混雑。一方通行となっていて逆方向に歩くことはできないのと、南側からしか入場できないようになっているので、進めないことはないですが、かなりゆっくりペースで歩くことになります。今回は平日に休みを取ってやってきたのですが、土日だと混雑やばそう。身動き取れるんかな。

造幣局の中門をとおり、めがね橋と案内看板が設置された橋らしきものを渡り、全長約 560m ある桜の通り抜けも出口に近づいてきました。

北側の出口近くには「今年の花」という案内看板と、立派に花を咲かせた「大手毬」という桜が。やや濃い目の桃色、大きい手毬のような状態になっている花はうつくしいもの。他ではなかなか見られない珍種のようです。

造幣局の桜の通り抜けの写真

満開には少し早いタイミングの訪問ではありましたが、桜の名所として有名なだけあって多くの桜が造幣局構内の通り抜け通路に並んでいてきれいでした。来年もタイミングがあえば行きたいです。晴れるといいなあ。